後書き「戦場のハッピーバースデー」

8月20日に日付が変わる頃更新した、1年ぶりのSSでした。読んでくださってありがとうございます。タイトルセンスゼロなのは今更嘆いていても仕方がないので、諦めてください。

思いついて、即、書き始めて、あっという間にできちゃった・・・なんてのは本当に久しぶりです。やればできるじゃん、自分。　そしてやっぱり暗い話が好きなんだと実感もしました。


この4年くらい、ネタはあってもなかなか書けないって事態が続いていまして・・・、原因はちゃんとわかってるんです。忙しいとか、時間が取れないとかじゃなく。



何を書いても同じようなシチュエーションになってしまう（号泣）



物思いにふけるならドルフィン号のコクピットだし（しかも夜）
押し黙ると機械の音が低く唸るし
４はたいてい酒を飲んでるか、コーヒーを盛ってるか、タバコをくゆらせてる


溜息なんて何度つかせているか　orz


書けば書くほどいやになっちゃいます。
それでも今回はがんばったさ＞自分


・・・って後書きじゃなく、ただの愚痴じゃん

そんなわけで、今回の後書きです。

ネタを思いついて一気に書き上げたので、いろいろアラがあります。特に８が少年兵だったかどうかと考えると、違うだろうなと思うけど、そこを否定すると話がまとまらなくなるのでそういうことにしました。捏造ってかパラレル。

少年兵を簡単に調べたら、家族とともに戦争に参加なんてぬるい世界じゃないんですね、誘拐されたり、時には家族が殺され自分が連れて行かれる場合もあるそう。ですから誕生日なんて祝うなんてことないでしょうね。
人間の身体を失って、初めて人間らしいふれあいができた・・・なんて話を書いてみたかったわけですが、もともと８は人間的に素晴らしい人なので、説得力の無い話になってしまいました（涙）


人身売買に内戦に少年兵・・・連載開始当時も、今も、８の背負ってる世界だけは果てしなく重い・・・のに、あの笑顔。あらためて惚れ直します。