お年玉

親戚はさほど多くも無く、さらに新年に会う親戚など実家の両親と妹ばかりの我が家。　
親戚が少ないというのは息子達の年収ダウンにもつながるわけで、気の毒なことこの上ないです。

とはいえ、私の両親、妹、義父母から送られてきたもの、そして私達から渡したお年玉だけでも、子供達にとっては夢のような金額になるものです。　千円札を一枚一枚と数える姿は、微笑ましいを通り越して、金の亡者、あるいは守銭奴以外の何者でもありません。　末恐ろしい限りです。

明日は大量の収入を郵便貯金に預けに行くのですが、これがちょっと頭が痛い・・・・というのも、奴ら、自分の残高を目の当たりにするんです。　そうすると当然・・・・


「ぼくね、いま郵便貯金に○○円溜まってるんだぁ～～～！！（自慢っ）」
「僕だって、お兄ちゃんほどじゃないけど、××円あるんだよ～～～（同じく自慢）」


と、手当たりしだい自慢することは容易に想像が付き、情けないやら恥ずかしいやら・・・・・。
挙句の果てには、自分達がこの世で一番の金持ちのような顔をしやがり、


「おかあさんは、○○円って見たことある？（鼻たかだーーーーか）」


・・・・・わるいけど、アンタの全財産より、アタシの月給のほうがまだ高いのよ・・・・・