長崎宏子を見た

こんなネタ、水泳ブログでやればいいんだけど、きっと支離滅裂な叫びになるので、ここで吐きだします。

普段通っているスイミングクラブに月１回だけ長崎宏子さんがやってきます（赤ちゃんスイミングの講習で）。長崎さんといえば、幻のモスクワ五輪の代表（当時小学生）、その後ロサンゼルス、ソウルと代表に選ばれた天才スイマー。私の世代の人たちの知名度ならば、北島康介と並ぶくらいじゃないかと思うけど、どうだろう？

そして、彼女が活躍していた当時に水泳をしていた私にとっては、憧れの人（彼女のほうが年下ですが）。

今まで都合がつかずに長崎さんを見に行く機会がなかったのだけど、昨日は時間が取れたので、いそいそ出かけました。もし可能ならサインをもらって、写真も撮ってもらおうと、準備も万端。

スイミングに到着し、ガラス越しにレッスンをしている彼女を見ただけで、もう、胸がいっぱい。

笑いながら赤ちゃんたちと接し、水に接している彼女を見ているうちに、眼の奥が熱くなってきちゃって、まさかそんなところで泣くわけにもいかないので、サインも写真も撮らずに帰ってきてしまいました。

思えば、彼女の泳ぐ姿を最後に見たのはロサンゼルス五輪（ソウルは見なかった）。メダルを有望視されて、それでも、調子が上がらなかったのか、レースの前から表情は硬く、結局４位に終わって（４位だってすごいんだけど！）、悲しそうな辛そうな表情が彼女の最後の記憶。

だから、生であんなに楽しそうに水に戯れている彼女を見た瞬間に、一気に来たんだと思う。

さらに私が彼女にめちゃめちゃ憧れていた中学時代、当時、練習を思うようにさせてもらえないとか、練習がきついとか、いろいろ大変に感じていたんだけど、それでも練習を続けるモチベーションを保てたのは、近々の大会もあるけど、彼女の持つ１００ｍ平泳ぎのタイム（私はクロールなんですが）に勝ちたいという思いがあったから。その時の思い出も一緒にせり上がってきて、もう、何が何だかわからないけど、震えちゃて・・・。


あーあ、サインもらい損ねた　orz
来月のときには絶対もらおう。